お子さんを連れて飛行機に乗る場合、機内での過ごし方を気にされる方が
非常に多くいらっしゃるのではないかと思います。
特に飛行時間が長くなればなるほど心配事も増えてしまいますよね!
そこで、先日の長距離フライトで実際に機内で役立ったアイテムと機内の様子をご紹介したいと思います!
我が家のフライト歴
我が家は子どもが生まれてから、何度か飛行機を利用して旅行をしています。
これまで飛行機で行った場所は
- 沖縄(子ども1才10か月)
- ハワイ(子ども4才6か月、1才9か月)
- グアム(子ども6才0か月、3才4か月)
- 帰省のための利用(片道1時間~1時間半程度)数回
旅行先は南国ばかりですね…笑
これに加えて、今回は7才と4才の息子を引き連れ北米・ヒューストンに行ってきました。
夫は後から合流し、先に現地を発つので飛行機は往復とも私と子ども2人で乗ることになります。
私のフライト歴は決して多いとは言えないですし、3人での長距離フライトははじめての経験だったので少し緊張しましたが
結果的には家族全員にとって良い経験になり、子どもたちもますます飛行機が好きになったようなので3人でのフライトにチャレンジしてよかったと思いました!
全日空(ANA)直行便を利用しました
今回は子連れ、しかも親1人子2人での長距離フライトだったので成田からヒューストンへの直行便がある全日空で予約させてもらいました。
もらいました、というのは、後から合流の夫には単身だからという理由で乗り継ぎ2回で料金の安いエバー航空で飛んでもらったからです。
やはり子連れだと日系の航空会社が何かと安心だと思ってしまいますね。
過去のフライトでも全て日系の航空会社を利用しています。時期にもよりますが、料金が4人分で他航空会社と1万円ほどの違いしかなかったのも理由のひとつです。
アレルギー対応食の予約
息子の一人は軽度のピーナッツアレルギーがあるので、事前に特別食の予約をしなければなりません。通常のチャイルドミールはwebにて予約できるのですが、特別食は電話での予約受付となります。
幸い、息子のアレルギー症状は軽いのでエピペンは日常生活においても携帯していません。最近の各航空会社では機内で提供するものにピーナッツを原材料として使用しない方針のところが増えているように感じます。
ANAもそんな航空会社のうちの1つなので特別食を予約するかどうか迷ったのですが、万が一のことを考えて予約することにしました。
航空会社の予約窓口に電話をすると、リクエストなど丁寧にヒアリングしていただけます。
成田空港へは国内線を利用
我が家は数回の転勤を経て、現在は関西地方に住んでいます。
なので、成田空港までは国内線を利用しました。
国内線から国際線へ乗り継ぐ場合でも、最初の国内線に乗るときは搭乗時刻の1時間前を目安に空港へ到着していれば余裕を持って手続きができるとのことでした。
夏休み中の土日ということもあり、早朝なのに空港はかなり混雑していました。
自動webチェックインをしていましたが、預入荷物のカウンターに並び、出発ゲートに到着するころには搭乗時刻の約10分前。子連れなので、もうちょっと時間に余裕を持っておきたいところでした。ここは今回の旅の反省点でもあります。
国内線の機材はおそらくB773?割と大型の飛行機で、各座席にモニターが付いているタイプでした。
機内で子どもたちはシールブックをもらい、ご満悦。
国内線から国際線に乗り継ぎ
成田空港に到着後は【国際線乗り継ぎ】の案内看板に沿って進んで行くと、手荷物検査場と出国審査があります。
ここで、液体はジップロックに入れてあるか、危険物の持ち込みはないか、など手荷物をX線の機械に通してチェックされます。(機内持ち込みに制限があるものはこちら)
ここで私は痛恨のミスをしてしまいます!そのときの失敗談はこちら
出国審査場を出ると、そこには免税店が並ぶ制限エリアです。いかにも海外ウケしそうな日本のおみやげ物から高級ブランド、化粧品などが揃っています。購入時にはパスポートとチケットの提示が求められますので、お会計の際は手元に用意しておくとスムーズです。
また、ここで購入した飲み物やお菓子などは機内に持ち込んで飲食できますので、ちょっとしたお菓子やおつまみなどを買っておくのもよいかもしれません。
同じ便に搭乗していたアジア系外国人の何人かは、カップ麺を持ち込み、CAさんにお湯を入れてもらって食べていました!
いよいよ搭乗開始
上級会員につづき、小さな子ども連れや体の不自由な人などは早めに機内に案内してもらえます。
飛行機は搭乗してから離陸まで平均して15分~20分ほどかかるので、国内線なら子連れは最後の方に搭乗した方が良いという意見もありますが、国際線(とくに長距離路線)の場合は、お言葉に甘えて優先搭乗させてもらった方が良いと思います。
(我が家も今回、リクエスト等はしていなかったのですが、搭乗口で先に案内してもらえました。※いつもそう対応してもらえるとは限りません)
座席を確認していると、CAさんが挨拶にやってきて子どものアレルギーの程度をヒアリングしてくださり、アレルギー対応食が用意されていること、何かあればすぐに呼んでくださいと言っていただけました。この一言がとても心強いです。
座席についたらするべきこと
まず、手元に置いておくものは前の座席の下に、それ以外のものは頭上のキャビネットにしまいます。キャビネットの中のものは飛行中でも出し入れできますが、他のお客さんの迷惑になることもありますし、自分も面倒なので出し入れはなるべく控えた方がいいでしょう。
荷造りの段階で、手元の荷物とキャビネットに入れる荷物を分けておいてください。
我が家は今回、機内の便利グッズをいくつか持ち込みました。
その1つがこれ!
フライトットという、1万円以上する商品の類似品なのですが、ちゃんと使えてとても便利でした!膨らませるとこんな感じに足元の空間を埋め、ほぼフラットにしてくれます。
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航空会社によって使用細則が異なるようなので、事前に問い合わせると良いと思います。ANAは使用可能でしたが、もしも窓側に他の方が座る状況で自分たちの席が真ん中と通路側、という場合には使用ができません。(窓側の人の出入りが困難になるためだと思われます)
また、ほかの手荷物と同様に離陸時には座席の下に収納しなくてはいけないので膨らますタイミングには注意してくださいね。
フラットになったスペースを利用して、子どもたちは通常よりもからだを伸ばして寝ることができました。
横になって寝られたため、1人1つずつ持ち込んだネックピローが今回は邪魔になってしまいました…
北米長距離路線の機内食1回目
離陸後、2時間くらいで機内食が提供されました。
毎回楽しみにしちゃう機内食はこんな感じ!(日本発北米線1回目)
Recommendシールが貼ってあるにも関わらず、Aを選択しました!
かつ丼、おいしかったですよ(^^)
7品目アレルギー対応食のチャイルドミールは、眠いとのことで子どもが拒否。
通常チャイルドミールは写真の撮り忘れのため、画像なしです。すみません。
北米長距離路線の軽食
その後、しばらくすると軽食が配られます。
大人はチーズパン(冷え冷え)
通常チャイルドミールは♡型のたまごサンド(冷え冷え)笑
7品目アレルギー対応チャイルドミールはおせんべい
を、袋ごと!笑笑
スナックタイムが終わると機内は暗くなり、就寝タイムになります。
ギャレーにはこんな感じで、スナックが用意されていました。ドリンクもあり、自由にいただけます。
機内エンターテインメント
子どもたちはレゴムムービー2やドラえもん、ボスベイビーなどのアニメ映画を楽しみ、飽きたらゲームをして、いつの間にか寝ていました。
私は、見たい映画が無かったので機内で初めて【連ドラ】を観ました!!長時間フライトには連ドラおすすめです。往路では5話までしか観れなかったのですが、ムロツヨシさんと戸田恵梨香さんの「大恋愛~僕を忘れる君と~」を見て、ひとり号泣していました。
連ドラを見ていたので、あっという間に時間が経ってしまい、ほとんど寝なかったです。機内で寝たい人は見ちゃダメです!
北米長距離路線の機内食2回目
はー、もう何をやっているんだか。
機内食大人2回目の写真は撮り忘れ(><)2回目も2種類のメニューから選ぶことができ、ミニパンケーキのようなものをいただきました。けっこうおいしかったです。
7品目アレルギー対応チャイルドミールはこちら
たまご不使用のオムライス!卵アレルギーはないので気にしませんでしたが、もしも卵アレルギーだったら開けた瞬間びっくりすると思います!息子はおいしいと言っていました(^^)
ここにもおせんべい。せんべい推しすぎ笑
通常チャイルドミールはこちら
キッシュのようなものとハッシュドポテト、ジャムパンとヨーグルトなど。
2回目の機内食が終わると、到着まで2時間くらいになりました。様子をみて、クッションの空気を抜いたりおもちゃを片付けたり、荷物をまとめます。
着陸態勢に入ると、座席を立つことができないのでトイレに行っておくと良いでしょう。
かなり長時間のフライトでしたが、子どもたちも静かに過ごしてくれたため快適な空の旅ができました。
この時の着陸は今まで乗った飛行機の中でいちばん衝撃と振動が少なく(というか全く無かった)、とても上手なパイロットさんだったのではないかと思われます!!!
到着、入国審査
無事に到着し、飛行機を降りて入国審査へ向かいます。
入国審査の前にこのような機械があります。どうやら関税申告用の機械のようなのですが、なにがなんだか、内容がよく分からないまま入力を進めます。日本語が選択できるので安心してください。
具体的には、いくつかの質問を選択肢のなかから回答し、パスポートを読み込ませ、顔写真を撮るといった手順になるのですが、家族なら「同行者を登録」みたいな選択肢がでてきて、そこで追加できます。
ただ、パスポートを読み込ませてから写真(自動)を撮られるまでの時間がほんの数秒しかないので子どもをカメラの撮影範囲に抱っこしようとしている最中に撮影されてしまいます。
きちんと写っていてもいなくても、ペラペラのレシートのような紙が出力されますので、その紙を持って列を振り分けている係官のところへ進みます。
私たちは顔写真がきちんと撮影されていなかったからなのか、レシートに大きく×印が書かれていました。でも、不安になることはありません。そのまま入国審査を受け、なんの問題もなく無事に入国できました(^^)
ちなみにESTA申請の公式サイトへのアクセスが紛らわしくなっているので注意が必要です。(代行会社のURLが検索トップに表示される場合もあります。)
ESTAの申請料金は1人14ドル以外かかりません。
それ以上の料金が表示されていたら、代行会社のHPですので注意してください。
ESTA申請公式ホームページはこちらです。右上の【change Language▶】をクリックして日本語を選択すれば、日本語で申請できますよ♪
長くなったので、復路は別記事にまとめたいと思います!
入国審査など、言葉が不安なかたはこちらもおすすめです!
夢のAI通訳機「POCKETALK W(ポケトークW)」
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