アメリカで子育てをしている友人を訪ねたときのことです。
アメリカではオーガニックの日用品が多く流通しているので
WHOLE FOODS MARKET(ホールフーズ)での買い物をとても楽しみにしていました♪
アメリカは歯科先進国なので、いつも歯磨き粉を買って帰ります♪
そこで見つけたFLUORIDE-FREEという言葉。
友人に聞くと、これはフッ素無配合という意味だそうです。
キッズ用の歯磨き粉に記載されていました!
日本だと「フッ素配合」の方が効果的なイメージだけど?
そうですよね。
しかし現在はアメリカをはじめ、欧州でもこどもにはフッ素が添加されていない歯磨き粉を推奨されているのだそうです。
その理由について見てみましょう。
1.知られていないフッ素の毒性
私も今まで知りませんでしたが、フッ素は非常に微量であれば大きな害はありませんが、多量に摂取すると人体にとって非常に毒性の強い化学物質になります。
これはフッ素塗布を推進している歯科医も認める事実です。
19世紀のヨーロッパにおける初期の代表的フッ素研究者の多くが、その毒性の強さから研究中に死亡したり、重症を負ったりしていることが明らかになっています。
なぜこのような毒物が虫歯予防に効果的だという話になったのかな?
それは1901年アメリカ・コロラド州の小さな町をある歯科医師が訪れたときからから始まったようです。
歯科医師は、その地区の住民の歯に茶色の斑点が多く出ていることに気づきました。
また、それと同時に、住民の歯には虫歯が少ないことを発見します。
原因を調べると、その地域の水源には高濃度のフッ素が含まれていることが判明しました。
http://www.thinker-japan.com/aboutthinker.html
歯に現れる茶色の斑点とは【歯のフッ素症】と呼ばれるものだそうです。
2.フッ素の恐ろしい歴史
その後フッ素についての研究が進み、虫歯予防にもなるという利点が着目されフッ素が水道水に添加されている国もあります。
しかし、それは本当にメリットばかりなのでしょうか?
人類史上初めてフッ素を水道水に添加したのはナチスだと言われています。
ナチスが水にフッ素を添加した理由は強制収容所からユダヤ人が脱走しないように意思をくじくことを目的としていたからです。
また、フッ素は殺鼠剤の主原料としてよく用いられています。
これでもまだフッ素は安全だと思いますか?
歯医者さんやCMでフッ素が効果的と言っているからでしょうか?
もしもその裏でフッ素を安全だと思い込ませる戦略が関係しているとしたらどうでしょう?
ちょっと怖くなってきたのでそれについてはまた後で!
3.フッ素はIQ低下の原因物質のひとつ
フッ素の安全性については、賛否両論がある事は事実です。
歯医者さんでも、フッ素塗布推進派と反対派で意見が分かれているそうです。
実はハーバード大学が「フッ化物と子供たちのIQとの関連」という論文を発表していますが
発表した当時(2012年)主要メディアには無視されていたそうです。
(なぜでしょうね…疑)
しかしその後、SNSなどで注目されるとフッ素添加の水道水の危険性と回避方法についての認識を広めることとなりました。
これについてはこちらの歯科医さんが分かりやすく書いてくださっているのでご参考まで⇒フッ素が子供のIQ低下に関連する証拠が増えてます
4.フッ素は本当に虫歯予防に有効?
フッ化物は一般的にフッ素としてよく知られており、ヒ素、鉛、水銀とともに神経毒として分類されています。
だからナチスは水にフッ素を混入させていたんだね…
確かに、フッ素が歯の再石灰化において有効であることは広く知られている事実ですよね。
しかしフッ素塗布をせず、フッ素配合の歯磨き剤を使用せずとも全く虫歯にならない子もいるのです。
では、なぜ【虫歯予防にはフッ素!】というイメージが定着し、全国各地で虫歯予防のためのフッ素使用が推奨されているのでしょうか?
それは、フッ素は他の予防方法よりもコストがかからず簡単に対応出来る方法だからです。
虫歯予防の手段がフッ素の塗布のみではないことを知っておいてください。
5.だれがなんのために
フッ素は安全である。
というイメージは誰がなんのために広げたと思いますか?
それは、もともと産業廃棄物であったフッ素を体よく処理するため、人々にフッ素を安全と思い込ませる必要があったからだと思いませんか?
そもそもフッ素の有効利用の始まりはアメリカにおけるアルミニウム産業でした。
産業廃棄物であるフッ素の毒性と処理に手を焼いていたアルコア社の主任研者フランシス・フレイリーは、メロン産業研究所の研究員ジェラルド・コックスにフッ素の歯に与える影響を研究して、その有効利用を提案しました。
そして、コックスは 1939 年に虫歯予防のために、公用の水道水にフッ素を添加することを提唱します。
また、このメロン産業研究所は、アルコア社の株主であるアンドリュー・メロンが設立したもので、真の目的は、大企業が起こす大気汚染・土壌汚染などの公害に対して行われる訴訟から産業を守るために有利なデータを作成することでした。
同社はアスベスト産業を守るために「アスベストは安全である」と長年主張し続けています。
http://www.thinker-japan.com/aboutthinker.html
【わかりやすく、図にしてみました!】
その後、欧米において「宣伝広告の父」との異名をもつ、エドワード・バーネイが「虫歯予防にフッ素」というキャッチフレーズで水道水へのフッ化物添加キャンペーンをテレビ・ラジオ・ポスターなどを用いて全米で大々的に展開しました。
そして、「フッ素は安全なもの、体に良いもの」というイメージが一般社会に定着したのです。
http://www.thinker-japan.com/aboutthinker.html
知りたかったような、知りたくなかったような・・・
現在、日本の水道水にフッ素は添加されていませんが、外国で水道水を飲用しない理由にはこのような背景があるのではないかと疑ってしまいます。
知るということ
このように、フッ素の安全性については作られたイメージが先行している部分があるということが分かったと思います。
だからといってフッ素入りの歯磨き粉を使っている人を批判する気はありません。
少量なら虫歯予防に効果があることも立証されていますし。
私も今までフッ素について知らなかったし、疑うこともありませんでした。
ただ「知ること」が大事で、その上で何を選択し、何を排除していくのか。
それが非常に重要だと考えています。
私だって、子どもたちには自宅ではフッ素が入っていない歯磨き粉を使用させているけれど
お泊りに行った先で用意があり、友達と同じものを使いたいと言われれば使わせると思います。
しかしフッ素について知ってしまった以上、長期的に使用させることはないと思います。
フッ素は正しく安全に使おう
フッ素無配合の歯磨き粉はなかなか市販されていないのでwebで探してみました♪
フッ素無配合のものが少ないですね(涙)
ちなみに、アメリカではフッ素無配合の歯磨き粉はたくさん市販されていましたよ♪
今ではフッ素無配合のもののほうが主流らしいです。
フッ素について書かれている文献です。
ご興味のある方は読まれてみてはいかがでしょうか?
http://www.thinker-japan.com/PDF/10facts.pdf
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