こんにちは、nijikkoです。
我が家は夫が全国転勤アリの転勤族、私はいわゆる”転妻”です。
自分で言うのもなんですが、基本ポジティブで初対面の人でもガンガン話せるタイプの人種なので転勤を楽しめる部分はあると思っています。
しかし、こんな私でも3度(ベテラン転勤族から見たら”たった3度”かもしれません)の転勤で
これってストレスのせい?と思う頻度が多くなったように感じます。
それだけ、転勤というものがヒトに与える影響が大きいことをちょっとだけでも知って頂きたいなぁ、と。
また、転妻さんには「あるある」と思いながら読んでいただけたら幸いです。
世の中には様々な境遇の人がいて、転妻だけが大変というわけでもない、というのも重々承知なのですが…
やはり好きでその土地に住んでいるワケではないので心が追い付かないときも多々あります。
そんなときはグチを思いっきり吐き出して、明日からまたかる~く生活していきましょう!
お悩み①仕事に就けない
本業でもパートでも、採用基準のひとつに「長期勤務できる人」というのがありますよね。募集要項に記載されていなくても、面接でよく聞かれたりします。
この時点でもう採用基準満たせないんです。いつ転勤になるか分かりませんから。
応募人数が少ないか、採用側の「長期」が1年とかだったら大丈夫かもしれませんが。
パートさんでも最短で2~3年の勤務を見込んで採用しているのではないでしょうか?
また、子どもがいるとさらにハードルは上がり、急な発熱や体調不良の時にお迎えをお願いしたり預かってもらえる人がいないという状況がほとんどです。
結果、仕事をしたいのにできない、というフラストレーションが溜まります。
お悩み②すでにできあがったママ友グループに壁を感じる
傍から見たら社交的な部類に入る私でも常々感じます。
最初はとーーーっても気を遣うし、何度か会っているママと子どもの顔と名前が覚えられなかったり。
本当に気疲れしてしまいますよね。
でもね、最近行きついたのですが、、、
そんなの気にしたってしょうがない!です。
何回か顔を合わせるうちに、仲良くなれる可能性も。
転勤族が多い地域なら、近所の公園で同じ境遇の人と出会えるかもしれません。
私は過去に、近所をお散歩してたら同じくらいの年齢の子を連れたママさんに出会い、「あ、どーも」みたいな感じから立ち話が始まり、家がとても近いこと・相手も引っ越してきて日が浅かったことが分かり、その場で連絡先を交換したことがあります。
そのママ友とはお互いが引っ越した今でも連絡を取り合う仲が続いています!
無理してママ友を作る必要はないと思いますが、やっぱりママ友がいてくれた方が親子で遊ぶイベントも計画できるし、子どもにとってもプラスになることは多いと思います。
また、その時の子どもの年齢によってもなじみやすさが変わるかもしれません。
子持ち主婦の転勤でベストなタイミングは「幼稚園入園前」でしょうか。なぜこのタイミングなのかというと、小学校では親同士の接点がほとんどないからです。幼稚園では何かと父母の出番が多いので、自然と気の合うママ友ができる可能性が高いです。
幼稚園入園時なら、はじめましてのお母さんも多いのでポツンとしているお母さんもチラホラいらっしゃいます。そんな人を見かけたら勇気を出して話しかけてみてください!
最初はなんでも構わないのです。
「何月生まれですか?」とか、近所の地理もわからないのに「お家近いんですか?」とか笑
で、「●●スーパーの近くです~」なんてお返事が来たときにはラッキーとしか言いようがない!!
すかさず転勤で最近引っ越してきたことをお話しし、周辺のスーパー情報について教えてもらっちゃいましょう!
nijikkoはこんな感じ!
「●●スーパーってどの辺りですか?最近引っ越してきたばかりで全然わからなくて。オススメのスーパーとかあります?」
「あと、小児科って〇〇医院だけですか?このあたりで評判がいいところってあるんですか??」
なんて。
これで相手の反応が悪い場合は、よほど気の合わない人でしょう。笑
失敗した~と思わずに、次に会ったときは挨拶だけすればいいのです!大丈夫!
お悩み③転校・転園
転勤が決まって、1番心配になるのが子どものことなのではないでしょうか?
特に小学校の学区に関しては、住まいを決める上でも最優先事項にもなってくると思います。
お家からの通学路の安全性も気になりますよね。物件下見の際には通学路をチェックするのも忘れずに。Googleのストリートビューである程度確認できるので、物件の下見前に見ておくのもオススメです。
引っ越し先の物件が決まったらすぐに転勤先の市役所に小学校区を確認のうえ、小学校に連絡しましょう。
私は学校関連の手続きを市役所に問い合わせた際に「役所で発行される転校手続きの書類を学校に持って行かないと転校手続きができない」と言われたので【学校への連絡は書類がないとできない】と思い込み、学校への連絡が遅くなってしまった過去があるのですが転校先の小学校には「転校予定」で構わないので引っ越し先が決まったら電話で連絡しておきましょう!
幼稚園に関しては、ネットの口コミと園のHPしか情報がないと思います。
また、人気の園は満員で入園できないこともしばしば。引っ越し先の地域が決定次第、情報を集めて定員の空きがあるか問い合わせておくのも良いでしょう。
幼稚園の空き状況は常に変動する可能性があるので、1度お断りされたところでも翌月に空きが出ることもあります。(第一希望の幼稚園なら空きがでたら連絡をもらえるように頼んでみるのも手です。園によっては対応してくれる場合があります。)
お悩み④夫が激務
転勤族のご主人は忙しい方が多く、ママさんは平日母子家庭状態という人も。
我が家の夫も平日朝は子どもたちが起きる前に出勤し、子どもたちが寝てから帰ってくるというお仕事。子どもや私の体調不良を理由にお休みできない企業人です。
上の子が早朝(夫の出勤後)に救急車を呼ぶ事態になったときも、早退することも電話連絡さえありませんでした。「大丈夫か?」というメールが1通のみ。
第1子出産直後だったら離婚案件になったでしょうが、夫には期待できないということが過去に何度もあったのでもはや腹を立てる気力すらありませんでした。私だけで対応できることはいちいち報告せず、こちらで片付けるクセがついてしまいました。
お悩み⑤実家が遠い&疎外感
育児中、なにかと頼れるのが実家。
自分がインフルエンザになったとか、健康診断を受けに病院へ行きたいとか、たまには友人とお酒を飲みに行きたいとか。
自分都合で発生する「ちょっとこどもを預けたいな」が実家が遠方だと叶いません。
転勤族じゃなくても実家が頼れるような状態にないという人もいると思うので、実家があるだけ感謝しなければならないのかもしれません。が、ホンネを言えば、実家が近くて週末には実家でご飯食べているような家族がうらやましい!
しかしこんな事を口に出したところで、実現できるはずもないし、こればっかりは言ってもどうにもならないし、誰の得にもならないことなので口に出して言いません。おじいちゃんおばあちゃんの家に行きたい気持ちは子どもたちの方が強いはずですから。
実家近くに兄弟姉妹が住んでいる場合。
人にもよると思いますが、彼らは度々実家を訪れます。先述したような、実家が近くて週末には実家でご飯食べているような家族なのです。
こっちは1人で四苦八苦しながらやってるのに…と、嫉妬と疎外感を感じることもあるでしょう。(私だけ?)
さらに、夫婦で飲みに行くので甥姪が実家に預けられていることを知ったときの気持ちといったら!!!こっちは健康診断に行くだけでも大変なのに!!!!と思ってしまう、未熟なアラフォー…(汗)
単に羨ましいってだけですね~。実家の父母に何かあったときに、彼らがいれば安心と思ってやり過ごしましょう!
お悩み⑥納得できる家に住めない
短期間で物件を探し、引っ越ししなくてはならないため、日当たりや駅からの距離、学校からの距離など条件に納得できる物件をじっくり探すことができません。
転勤時期というのはだいたいどの企業も同時期になることが多いので、良さそうな物件があれば多少妥協してでも契約する決断も必要になるでしょう。
譲れない条件を優先順位の高い順に書き出しておくと、物件選びの際に比較検討しやすくなるかもしれません。
また、家を購入するタイミングにも悩むところです。
お悩み⑦転勤前後の出費がかさむ
引っ越し費用や転勤先への交通費は会社から支給されることが多いと思いますが、幼稚園の制服や転校先の学用品などの費用は自分たちで負担することがほとんどだと思います。
ご近所へのお礼やご挨拶の品を購入したり、別れるお友達にちょっとしたプレゼントを渡したり。
習い事をしていて、転勤先でも継続したい場合には入会金が再度必要になる場合もあります。
我が家は、習い事を始める際に入会金やテキスト代、ユニフォーム代を無駄にしたくないので、全国展開していて移籍できるような幼児教室を選びがちになってしまいます。
また、カーテンの費用が意外とお高いのです。
大きい窓がある家、窓がたくさんある家にお引越しする際はカーテンの準備も忘れずに!
また、引っ越しのための片づけで出た不用品は買取サイトに依頼すると粗大ごみの処分費用が節約できるのでおすすめです。
1点からOK!買取価格にご納得頂けない場合はキャンセルOK!納得の買取 おたから鑑定団
お悩み⑧駐車場が見つからない【失敗談】
車を持っている方は、お家を決める際に必ず不動産屋さんに駐車場の確保もお願いしましょう。我が家には失敗談があります。
引っ越し先のマンションには自走式駐車場と機械式駐車場が併設されていて、家の賃貸契約書には駐車場有と記載されていました。(駐車場有と駐車場付では全く意味が違うので注意してください!)不動産屋さんからも「入居の際に管理組合に申し込みしてください」としか言われていませんでした。
引っ越しの日に、入居するマンションの管理組合に申し込みをすると、我が家のミニバンでは立体駐車場に入庫できないので駐車場の確保はできませんと言われてしまいました。
仕方がないので近隣に駐車場を探したのですが、2週間ほどはコインパーキングに停めていました。かなりの出費でした。
なんとか見つけた駐車場は家から徒歩8分ほどの、コインパーキングの月極定期利用です。
相場よりも安かったので仕方ないと思いつつも利用していたのですが、1か月ほど経ったある日、車が故障して買い替えを余儀なくされたときに不都合が生じました。
コインパーキングの月極定期利用では車庫証明が取れないのです。
そしてまた駐車場探しをする羽目に。そもそも周辺に駐車場が少ない地域だったので、今回もなかなか見つかりませんでした。
今となってはどうしてそんなことを…と思うのですが、車庫証明を発行する警察署にコインパーキングの月極定期利用で車庫証明が発行できないか電話で直談判。事情を話しているうちに、どうにも辛くなってきて涙してしまいました。相当追い詰められていたような気がします。もちろんダメだったんですけどね。
みなさんは私のようにならないよう、物件と一緒に駐車場も契約の手続きを進めてください!
高さ制限の確認もお忘れなく!!
おわりに
いかがでしたか?
うんうん、と頷きながら読んでくれた方、
失敗談に関しては、ただ単にnijikkoがアホなんじゃ…
と気づいてしまった方、いらっしゃると思います。笑
転妻は大変なことも多いけど、得るものも多いと思うのです。
疲れた時には手抜きして、グチ言って、
元気なときにはその土地でしか味わえないおいしいものを食べたり
今まで行ったことがないところへ足を運んでみたり。
せっかくの転妻人生、楽しまなきゃ損ですよね!!
今までどこにも書いたことのないグチや不満、失敗談をこぼしましたが
どなたかのお役にたてたら幸いです!
Written by nijikko
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