お中元を贈る時期って毎年のことなのに忘れていたり、何を贈ったら良いか迷ったりしていませんか?
お中元はもともとご先祖様へのお供えという意味をもっていたこともあり、食品や飲料を贈ることが一般的です。
贈る時期に決まりがあるのはご存じのとおりですが、そのほかにも気を付けたいマナーがあるので注意が必要です。
お中元を贈る際に気を付けたいマナー
お中元ギフトを選ぶときに避けた方が良い品物があるのを知っていましたか?
贈る時期と共に覚えておきたいマナーですね。
ライバル会社の製品
受け取る人が働いている会社のライバル会社の製品は避けましょう。
お中元ギフトによく選ばれるものとしてビールやジュースなどの飲料がありますが、送り先のご家族のお勤め先を考慮しましょう。
同じ業界でなければさほど気にする必要はありませんが、例えばアサヒのお勤めの方にキリンビールを贈ることのないよう注意したいものです。
しかしながら、アサヒにお勤めの方にアサヒ製品を贈るのも個人的にはナンセンスだと思います。
この場合は別ジャンルの品物(スイーツや食品など)を贈るのが無難です。
制限されている食品
持病などにより食事制限がされている方へ食品や飲料を贈るときは注意が必要です。
個人的なダイエットなら考慮する重要性は低いですが、痛風や肝臓系の疾患がある人にお酒、生活習慣病を患っている人にスイーツやアイスなどを贈ることは控えた方がよさそうです。
体調管理に不安がある人に贈るギフトは、必ず食べるであろうお米しかもちょっと良いブランド米を選ぶと無難かと思います。
好みがわかっていれば、フレッシュな野菜ジュースやフルーツジュースなども涼しげで喜んでもらえそうですね。
贈る相手が喪中の場合
贈る相手が喪中の場合でもお中元を贈ることは差しさわりないとされていますが、忌中の場合は避けます。
仏式では四十九日、神式では五十日が過ぎてから贈れば良いとされています。
ただし、紅白の水引は使用しないこと。
水引なしの白い奉書紙をかけ紙に使用します。
食品以外のものを贈る場合のNGギフト
送り先相手の都合や関係で、どうしても食品を贈るのが難しい場合もあると思います。
その際には次の品物は避けてください。
- (目上の方へ)時計、カバン、文房具 ※「勤勉」という意味合いがあるため
- 靴、靴下、マット、スリッパ ※「踏みつける」という意味合いがあるため
- 包丁やハサミなどの刃物、ハンカチ ※「縁が切れる」という意味合いがあるため
また、目上の方に商品券やギフト券をおくるのもタブーとされています。
「施し」のように捉えられ、失礼になります。
近親者へ渡す場合や、相手方からリクエストを伺っている場合は贈っても構いません。
カタログギフト
最近人気のカタログギフトについては、なるべく避けた方が良いとされています。
年輩の方や目上の方、上司にあたる方の中には、お中元の品物で日ごろから相手の好みを調べて覚えているか、気にかけているかを判断する基準にしている方も多いので、カタロぐギフトを送る=好みがわからない と捉える人もいるということも気に留めておきたいものです。
ただ、たくさんお中元が届くような相手先には嬉しいギフトでもあります。
大変難しいのですが、日々のやり取りのなかで「たくさん届いて困っている」「食べ物にはこだわりがある」という気配が感じられるならば選択肢のひとつとしてもよさそうです。
カタログギフトを贈る場合は「グルメギフト」がおすすめです。金額は5,000以上のものが目安になります。あまりにも安いコースだと失礼にあたりますのでご注意を。
(カタログに料金は掲載されていませんが、30代以上になるとだいたい察しがつくものです)
必ず挨拶状を同封し「なぜカタログギフトを選んだのか」という気持ちをうまく伝えられると良いですね。
お中元を手配する時期にも注意して
いかがでしたか?
以外と知らないことが多く、頭を悩ませている方も多くいらっしゃるでしょう。
お中元の時期になると人気の商品が品薄になったり、予約数が決まっている商品もありますので早めに手配しておくことをおすすめします。
早期割引を実施している場合もありますので、早めに準備するとお得さらにお得ですね。
昨今は新型コロナウィルスのまん延により、できる限り外出を控えたいという方も多いのではないでしょうか。
ちいさなお子さんがいるご家庭は、子どもを連れて商品を選び相手先の住所を記入するなどの申し込み作業が意外とハードルが高いですよね。
そんなときは信頼できる百貨店のサイトからの手配が安心です。
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